福祉会館の最後の教室に行って来ました。

笠寺福祉会館は私がこの世界に入るきっかけとなったところです。

34年間お世話になっているのですが、このように会館が閉館となったことは一度もなく、初めての経験をしています。

職員さんたちも戸惑っていらして、伺ったすぐにお話をしてくださいました。

とにかく閉館に伴い、私たちの仕事がなくなることをとても心配してくださっていました。

私も常々思っていたことと同じことを考えていてくださる方がいて、本当に驚きました。

ここまで考えてくださる細やかさに、感動さえしました。

私たちの仕事は委託事業となっているので、基本は教室の指導をしない限り謝金は払われません。

しかし会館が再開した場合はすぐ仕事復帰を依頼されます。

要するに、教室がある時間帯は開けて待っていなければいけない状態です。

例えば他の仕事を入れることができないのです。

それなのに保証は全くありません。

民間だったら状況が違ってくると思うのですが、例えば仕事復帰して欲しいのであれば何らかの保障をして繋いでおかなければいけないと思うのです。

年間の予算はとってあるはずで、それをもっと上手に使う方法を考えていただければ有難いのですが、世の発想はないようなのです。

職員さんからはこんな提案がありました。

利用者さん向けができないのであれば、職員向けにzoomなどを使って勉強会を開催したらいいのではないかと。

すごく良い案だと思いました。

こんな時だからこそ、職員さんのレベルアップに時間をかけることができるはずです。

以前から思っていました。

もう少し職員さんが興味を持ってくださって、指導ができるようになればもっと福祉会館が充実するのではないかと。

これは仕掛けていく価値があるかもしれません。

福祉会館は絶対高齢者の方達には必要な場所だと思っています。

もっと価値が上がるよう、職員さんの底上げをしてより良い会館にするお手伝いが私たちにはできると思います。

それを望んでいる職員さんがいらっしゃることもわかりました。

早急に取り組んでいこうと思いました。

来週から閉館することでかなり落ち込んでいましたが、今日のお話を聞きながらやることが見えてきたら元気が出てきました。

ダメ元で挑戦してみようと心に誓いました。

コロナになんか負けないぞ!!

ファイト!!

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